地震の通信網被害20億円 ソフトバンク、99%回復
携帯電話大手ソフトバンクの宮川潤一社長は7日の記者会見で、能登半島地震による通信網の被害は20億円前後だと明らかにした。道路網が寸断した地域を除き、移動式電源や衛星通信で応急復旧が進んでおり「暫定だが99%のエリアが回復した」と述べた。
宮川氏は、東日本大震災時と比べても被災地に向けた機材や人員の輸送が困難だったと説明。基地局の再整備といった本格的な作業は「電力の復旧を待って取り組む」とした。
同時に発表した2023年4~12月期連結決算は、純利益が前年同期比20・0%減の4066億円だった。
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