和歌山で伝統の「お灯まつり」 たいまつ手に駆け降りる
和歌山県新宮市の神倉神社で6日、伝統の火祭り「お灯まつり」があり、白装束の男衆が燃えさかるたいまつを手に山の急な石段を駆け降り、暗闇に炎の帯を浮かび上がらせた。
男衆は、腰に荒縄を巻き、わらじ履きの勇ましい姿で山の頂付近にあるご神体の「ゴトビキ岩」前に集合。開門と同時に、火の粉を散らし雄たけびを上げながら下山した。
初めて参加した新宮市の会社員角能青空さん(29)は「炎が広がる風景が幻想的で感動した」と話した。
お灯まつりは約1400年の歴史があるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。新型コロナウイルスの影響で2021年から神事のみ行われ、石段を駆け降りるのは4年ぶり。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧-
年金運用の一部、2社に集中 GPIF「国民の信頼損なう」
共同通信 -
道府県の市町村長が万博会場視察 機運醸成の旗振りへ関心向上狙い
共同通信 -
65年経て「幻の花」開花 リュウゼツラン、茨城で
共同通信 -
国家公務員、一般職の月給増額へ 優秀な職員のボーナス拡充
共同通信 -
1万1610事業所で違法残業 厚労省、23年度集計
共同通信 -
置き配ポイント付与、10月開始 政府、10年後に自動物流道路も
共同通信 -
ふるさと納税、初の1兆円超え 利用者、過去最多1千万人規模に
共同通信 -
佐渡金山、27日にも登録審査 ユネスコ世界遺産委員会
共同通信 -
ふるさと納税、初の1兆円
共同通信 -
日本人、過去最大の86万人減 少子化を反映、東京のみ微増
共同通信