【あの時何が 外国人被災者編②】「津波来る?」真偽分からず募る不安

熊本日日新聞 2017年5月14日 00:00
熊本地震の前震後に屋外へ避難したラジュ・エイダラさん(左から3人目)と妻サントシーニさん(同2人目)=2016年4月15日午前1時半ごろ、熊本市中央区黒髪(ラジュさん提供)

 昨年4月16日未明、熊本地震の本震で大規模な土砂崩れが多発した南阿蘇村立野地区。フィリピン・セブ島出身の女性、アイリッシュ・ホマオアス(27)は暗闇の中、部屋から持ち出したパソコンの画面の明かりを頼りに、あぜ道を歩いた。地面は割れんばかり...

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