子育て世帯に税制優遇 結婚や家制度の廃止 へき地の子どもに返済不要の奨学金 私が考えた「異次元の少子化対策」 そもそも異次元でなくて良いとの声も…

九州の新聞社4紙が合同で実施した子育て支援に関するアンケートで「あなたにとって『異次元の少子化対策』とは」を尋ねたところ、子育て世帯への税制優遇や奨学金制度の改革、児童手当の大幅増額といった意見が熊本県内から寄せられた。そもそも「異次元でなくて良いから、先進国では普通のことを確実にやって」といった声も。寄せられた意見の一部を紹介する。
◇ ◇
◆所得制限は撤廃してほしい。まず給与を上げることが最優先だと思います(合志市、パート・女、44)
◆成人するまでの教育費無料(熊本市、会社員・女、48)
◆子育て支援の完全現物支給! これしかありません!(熊本市、会社員・男、35)
◆子どもの人数に見合った手当て・給付金、学費の公費負担(熊本市中央区、会社員・男、48)
◆結婚制度の廃止。家単位で物事を考えることに限界があると思います(大津町、パート、47)
◆男性の働き方改革とそれを実現するための国の政策(熊本市、大学教員・女、52)
◆育児期にいろいろな支援が受けられること(熊本市、会社員・女、50)
◆第3子以降の教育費補助、もしくは児童手当の大幅な増額(熊本市、自営業・女、40)
◆多子支援、高等教育の無償化(熊本市、会社員・女、33)
◆18歳まで教育に関するお金が一切かからない。親が子どもに向き合える時間が取れる(熊本市、パート・女、40)
◆今の高齢者たちから見ても、子どもたちはいいなと思えるような施策が理想。今は高齢者はいいなとしか思えません(合志市、パート・女、48)
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熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。