水俣病多発の10年間、水俣市で574人出生できず 専門家推計 1955年以降、水銀被害で死産、流産か 「偶然では説明つかない」

熊本日日新聞 2023年1月8日 08:00
研究者らが意見を交わした水俣病事件研究交流集会=7日、水俣市

 水俣病が公式確認される前年の1955年から10年間、水俣市の出生率が県平均と比べて大きく低下し、574人が生まれてこなかったと推計できることが7日、岡山大大学院の頼藤貴志教授(環境疫学)の調査で分かった。メチル水銀による健康被害で死産や流...

残り 813字(全文 933字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
水俣病