日本酒、プリン、肥料も 九州各県に「九州男児」商品 イメージ重ねてPR

熊本日日新聞 | 2022年11月19日 06:00

丸徳が販売する果樹用肥料の「九州男児864」=八代市
宮崎市のプリン専門店イーナプリンが売り出している「九州男児 漢のプリン」(同店提供)
菊美人酒造が販売する日本酒「九州男児 本醸造」(同社提供)

 九州各県には商品に「九州男児」のイメージを重ね、名称に取り入れてアピールしている商品がいくつかある。

 福岡県みやま市の酒造会社、菊美人酒造が販売するのは、日本酒「九州男児 本醸造」。喉ごしの良い辛口で、うなぎや有明のりなど味が濃いめの地元食材に合う仕上がりだ。商品名に九州男児を採用した理由について江﨑俊介社長(60)は「濃い目の味に合う辛口の酒というイメージを分かりやすく伝えようと、父が命名した」と話す。

 宮崎市のプリン専門店イーナプリンが、スイーツ好きの男性を意識して売り出したのが「九州男児 漢[おとこ]のプリン」だ。1個160グラムと、同店の通常プリンの2倍のボリューム。加えて、固めの食感と濃厚な味わいが特徴という。

 容器には、食べるのをお薦めする人物像として「熱血漢」や「礼儀正しく責任感が強い」といった九州男児のイメージを記載している。森山忍オーナー(51)は「本来の客層は女性が多いが、この商品は男女比が半々。SNSでは九州男児の印象に共感する声も上がっていた」とうなずく。

 八代市の肥料メーカー、丸徳が扱うのは、果樹用肥料の「九州男児864」。「真面目に実直に仕事に取り組む」という先代社長の思いを九州男児に込めた。864は窒素など肥料の成分比を表す。

 現社長の坂田隆介さん(41)は「先代はまさに九州男児。不器用な部分もあったが、仕事への誠実な姿勢は見習う点が多かった」。特にミカン農家に好評だという。(岡本遼)

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