台風14号、7人が軽傷 停電、断水、道路…熊本県内で被害相次ぐ

熊本日日新聞 | 2022年9月19日 14:00

川辺川の増水で国道445号を埋めた流木=19日午前8時ごろ、相良村(小野宏明)

 熊本県は19日、台風14号による午前9時現在の被害状況をまとめた。けが人は7人でいずれも軽傷。住宅被害は床上・床下浸水など計5棟で、停電や断水、道路などインフラの被害も相次いだ。

 軽傷の7人は50~80代。多良木町の女性(75)は強風で割れた窓ガラスで脚などをけがした。床上浸水はあさぎり町で1棟、床下浸水はあさぎり町の2棟、相良村1棟。山江村では、村営住宅1棟の屋根が一部損壊した。

 県管理の国道や県道は、錦町の県道覚井一武線で球磨大橋が被災するなど計23カ所で通行止めとなった。断水は菊池市や宇城市、水上村の計86戸。

 九州電力によると、19日正午現在、県内の停電戸数は約1万2820戸。五木村は、送電線トラブルで全域の約970戸の停電が続いている。

 蒲島郁夫知事は19日に県庁で開いた県災害対策本部会議で「現時点では被害を最小化できたと考えている。今後も引き続き自分や大切な人を守る行動を心がけてほしい」と述べた。(中原功一朗、小山智史)

熊本空港では最大瞬間風速38・1メートルを観測。通称・第二空港線のクスノキ並木では、風で折れた枝が道路に散乱していた=19日午前10時ごろ、益城町(石本智)

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