市房ダム水位上昇、下流域住民に早めの避難呼びかけ 熊本県発表 上流域で大雨、貯水容量の半分に

熊本日日新聞 | 2022年9月18日 21:44

球磨川上流の県営市房ダム=8月24日、水上村(小山真史、小型無人機で撮影)

 熊本県は18日、台風14号の接近に伴い、球磨川上流の県営市房ダム(水上村)の貯水容量がおよそ半分になったとして、下流域の住民に早めの避難など警戒を呼びかけた。

 県は18日午前8時22分、ダムに水をためる洪水調節を開始。宮崎県で線状降水帯が発生したため球磨川上流域が大雨となり、午後7時34分までに貯水容量の約半分になった。その後も水位は上昇し、緊急放流(異常洪水時防災操作)の判断水位に迫っている。

 県によると、過去の洪水では貯水容量の半分に至ってから数時間で緊急放流に移行したことがある。緊急放流の予告は放流の3時間前を目安としている。

 貯水容量が半分になった段階での警戒呼びかけは2020年7月の熊本豪雨の教訓を踏まえ、今年6月に運用を開始。今回初めて警戒を呼びかけた。(臼杵大介)

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