内密出産、さらに4例目含む複数例 熊本市の慈恵病院 いずれも県外の成人女性

熊本日日新聞 | 2022年7月30日 23:40

これまで公表の3例に加え、さらに複数例の内密出産があったことが分かった慈恵病院=熊本市西区(谷川剛)

 病院の相談室にのみ身元を明かして出産し、子どもが一定の年齢になれば母親の情報を知ることができる独自の「内密出産」を導入する慈恵病院(熊本市西区)は30日、4例目を含む複数例の内密出産があったと明らかにした。同病院は6月に3例目の出産があったことを今月21日に公表していた。

 蓮田健院長によると、母親はいずれも県外の成人。同病院の蓮田真琴新生児相談室長に身元が分かる書類を提示しており、子どもを特別養子縁組に託す申述書を提出しているという。子どもの処遇については、熊本市と協議している。

 母親の1人は新幹線で来院。来院時には子宮口が数センチ開いた状態で、数時間後に赤ちゃんを出産した。蓮田院長は「地元での出産を促したが、誰にも知られずに産みたいという希望が強く、受け入れを決めた。国内に複数、内密出産できる施設が必要だ」と話した。(林田賢一郎)

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