現場主義 患者寄り添う 出発点は胎児性水俣病 連載【遺志を継ぐ 原田医師、没後10年】① 

熊本日日新聞 2022年6月11日 10:09
水俣病の検診で症状の有無などを調べる原田正純さん(右)=2009年9月、水俣市の熊本学園大水俣学現地研究センター(小野宏明)

 1960年代、水俣市を訪れた医師の原田正純さんは、母親の胎内で被害を受けた胎児性水俣病患者と出会った。原田さんが水俣病研究に生涯をささげるようになった出発点だ。自宅を一軒一軒訪ねて患者を診察するスタイルは、晩年まで変わらなかった。徹底して...

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