「感覚過敏でマスクだめ」 熊本市発達障がい者支援センター、表示バッジ配布

熊本日日新聞 | 2021年01月05日 10:18

発達障害でマスクを着けられない人のために、プロジェクトが作成したカード(左)とバッジ。熊本市発達障がい者支援センター「みなわ」で配布している

 発達障害に伴う感覚過敏でマスクを着用できない人のために、千葉県の有志が、理由を周囲に知らせるバッジとカードを作成した。熊本市発達障がい者支援センター「みなわ」が無料配布している。

 作成したのは、千葉県で心理カウンセリングルームを運営する鈴木玲嘉さん(51)が代表を務める「わけがありますくプロジェクト」。鈴木さんが相談に応じる中で「感覚過敏や呼吸器疾患でマスクを着けられず困っている」との声を聞き、プロジェクトを立ち上げた。「理由を示しておけば、当事者も周囲の人もお互い気持ちよく過ごせる」と話す。

 バッジはビニール製で直径約5センチ、カードは名刺大で、それぞれ「マスクをつけられません」というメッセージにかわいい犬のイラストが添えられている。カードには理由も書き込める。図案はプロジェクトのホームページからダウンロードして自由に使うことができる。

 同センターは「当事者は人との距離を取るなどして感染対策を心掛けているが、『マスクを着けられず肩身の狭い思いをした』という声を聞く。ぜひバッジとカードを活用してほしい」と話している。配布は熊本市在住か市に通勤する人が対象。同センターTEL096(366)1919。(豊田宏美)

記事アクセスランキング

  1. ${ranking.title}

※アクセス数(24時間以内)を元に集計

フォローする

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • youtube
  • note