マダニ媒介の紅斑熱、昨年から倍増 熊本県感染症情報

熊本日日新聞 | 2021年10月21日 18:08

 11~17日の熊本県感染症情報によると、マダニが媒介する日本紅斑熱の患者2人が県内医療機関から報告された。昨年の倍近いペースで増えており、県健康危機管理課は「山や森林にはマダニが多く生息する。入る際は刺されないよう注意を」と呼び掛けている。

 同課によると、2人は八代、天草両保健所管内の70代男性。今年の累計は18人になり、昨年同期(10人)からほぼ倍増した。同じくマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)も累計8人と、過去最多の昨年(6人)を既に上回っている。

 同課は「マダニが媒介する感染症は重症化し、死亡する場合もある。生息地では肌の露出を少なくするほか、虫よけスプレーも有効」と話している。

 また、県内50定点の医療機関から手足口病306人(前週比45人増)、感染性胃腸炎250人(97人増)、ヘルパンギーナ70人(23人増)の報告があった。手足口病は4週ぶりの300人超えで警報レベルを継続。菊池、宇城、熊本市保健所などで流行している。(川崎浩平)

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