【断たれたつながり⑥】苦しむ人に共感、命守る　坂口恭平さんの電話相談、１日100件超も

熊本日日新聞 2021年9月3日 00:00
「いのっちの電話」に対応する坂口恭平さん。最近は１日５０件。多い日は１００件を超すという＝８月２７日、熊本市中央区

　熊本市在住の作家、坂口恭平さん（４３）は自身の携帯電話の番号を公表し、「死にたい」と訴えてきた人の声に耳を傾けている。「いのっちの電話」と名付けたこの活動は、今年で１０年目。新型コロナウイルス禍は相談件数を増やしたほか、「誰もが追い詰めら...

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コロナ禍の中で

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