日本紅斑熱1人 マダニ生息地では注意を 熊本県感染症情報

熊本日日新聞 | 2021年09月09日 18:33

 8月30日~9月5日の熊本県感染症情報によると、マダニが媒介する日本紅斑熱の患者1人が県内医療機関から報告された。県健康危機管理課は「9~11月の行楽シーズンに増える傾向がある」として注意を呼びかけている。

 同課によると、感染したのは菊池市の男性(65)。今年の患者は計13人と、既に前年同時期(5人)の倍以上になっている。

 日本紅斑熱は山や森林に多く生息するマダニに刺されて感染。発熱や発疹の症状があり、抗菌薬で治療する。

 同課は「マダニが媒介する感染症には重症化するものもある。予防には、山や森林で長袖、長ズボンを着用して肌の露出を少なくする。虫よけスプレーも有効」と話している。

 一方、県内50定点の医療機関から、手足口病の患者323人(前週比13人増)が報告された。手足口病は前週に続き県全体で警報レベルにあり、11保健所別では菊池、宇城、熊本市、八代、山鹿で流行している。

 50定点報告は、ほかに感染性胃腸炎142人(6人減)、RSウイルス感染症63人(28人増)だった。(川崎浩平)

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