手足口病が急増 熊本県全体で「警報」レベルに

熊本日日新聞 | 2021年09月02日 18:55

 8月23~29日の熊本県感染症情報によると、手足口病の患者310人が県内医療機関(50定点)から報告された。前週から一気に103人増え、今年初めて県全体で警報レベルに達した。県全体の警報は2019年8月以来。

 県健康危機管理課によると、増加は4週連続で300人超えは今年初めて。この時期としては過去5年と比べ最多。県平均の1定点当たり報告数は6・20人と、流行の目安の警報レベル(5人)に達した。全体の97%を5歳児までが占め、最多は1歳(35・5%)。

 11保健所別では、菊池(14・60人)、宇城(11・75人)、熊本市(7・31人)が警報を継続、山鹿(6人)も新たに加わった。

 手足口病は1~5歳に多く、成人でも感染。手、足、口内の粘膜に水疱[すいほう]ができ、発熱を伴う場合もある。せきなどのしぶきや水疱、便に含まれるウイルスにより感染する。

 同課は「今後、夏休み明けでさらに増える可能性もある」と指摘。保育所などではタオルを共有せず、排せつ物は適切に処理するよう呼び掛けている。

 50定点報告は、ほかに感染性胃腸炎148人(前週比20人増)、RSウイルス感染症35人(8人増)だった。(川崎浩平)

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