阿蘇郡の2歳児がHUS発症 O157感染で

熊本日日新聞 | 2021年08月19日 20:48

 9~15日の熊本県感染症情報によると、阿蘇郡の2歳女児が腸管出血性大腸菌(O157)感染症に感染し、急性腎不全に陥る溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した。

 県健康危機管理課によると、女児は強い腹痛のため熊本市内の医療機関を受診し、8月8日にHUSと診断されて入院。便検査でO157感染と、O157がつくるベロ毒素を確認した。女児は回復傾向にあり、県阿蘇保健所が感染経路を調べているという。

 同課によると、腸管出血性大腸菌感染症の発症者のうち、6~7%の割合でHUSや脳症などの重篤な合併症が起こる。特に子どもや高齢者は重症化しやすいという。今年の腸管出血性大腸菌感染症の感染者は20人で、HUS発症は2人目。

 同課は「腸管出血性大腸菌感染症は夏に多発する傾向にあり、菌で汚染された食品からの感染が主体。調理や食事前の手洗い、生肉の十分な加熱を心がけてほしい」と話す。

 ほかに県内50定点医療機関から、手足口病145人(前週比3人増)、感染性胃腸炎64人(52人減)、突発性発疹21人(8人減)の報告もあった。(川崎浩平)

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