台風接近時に学校の対応は? 熊本県教委、教諭向け防災研修会

熊本日日新聞 | 2021年06月23日 10:30

台風接近時の災害対応をまとめ、学校版のタイムラインを作る防災主任の教諭ら=22日、県庁

 熊本県教育委員会は22日、防災主任を務める教諭向けの防災研修会を県庁で開催。参加者たちは昨年7月の豪雨災害も踏まえて、事前防災行動計画(タイムライン)を作った。

 今年の研修会は5月下旬から教育事務所ごとに開いており、24日まで。22日は熊本市内の県立学校と、上益城郡の小中学校の約50人が参加。学校安全・安心推進課の平田徳保指導主事(46)を講師に、台風が接近する想定で対応を考えた。

 参加者たちは気象情報を基に「午前中で授業を打ち切った方がいい」「通学路が浸水しないか確認が必要」「机は窓から離さないと危険」などと議論。意見を出し合い、必要な準備を時系列に整理して「いつ、誰が、何をするのか」をまとめた学校版のタイムラインに仕上げた。

 湧心館高の増田勉教諭(39)は「災害では、マニュアルにないとっさの判断も必要になる。イメージトレーニングが大事だと感じた」と話した。

 防災主任は熊本地震をきっかけに2017年度、県教委が熊本市立を除く小中高校と特別支援学校に1人ずつ配置した。地震などを想定した研修を毎年開いている。(臼杵大介)

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