災害の備え、バッチリ 恒例の防災教室で気象情報の見方学ぶ 熊本県八代市の坂本中

熊本日日新聞 | 2021年06月19日 15:38

気象予報士の早田蛍さん(左)から気象データの見方について学ぶ坂本中の生徒たち=八代市
仮設避難所で調理したアルファ米をパックに詰める坂本中の生徒たち

 熊本県八代市坂本町の坂本中で18日、防災教室があり、生徒たちが気象レーダーの見方や線状降水帯の発生メカニズムなどを学んだ。大雨で下校できなくなったとの想定で、仮設避難所を体育館に設営する実習にも臨んだ。

 同校が、県の防災教育研究指定校となった2014年から毎年実施。以来「防災キャンプ」として学校に宿泊して実施していたが、新型コロナウイルスのため昨年から1日の教室に切り替えている。

 この日は1~3年の25人が参加。ワークショップでは、卒業生で気象予報士の早田蛍さん(34)=同市=が、昨年7月の豪雨による土砂災害や洪水警報の危険度を地図上に示した分布の推移などを説明。生徒たちはタブレットを使い、熊本地方気象台のホームページなどで雨雲の動きや地域気象観測システム(アメダス)のデータの見方も学んだ。

 体育館では4班に分かれて避難所を設営。簡易ベッドを設置し、アルファ米を調理した。校内の防災倉庫に備蓄する水をバケツやポリタンクに入れて、トイレ用の水の確保などにも取り組んだ。

 3年の杉田晟太郎さんは「避難所を設営する機会があれば積極的に動きたい」、山本萌萌花[ももか]さんは「気象に関する情報収集の仕方を学べて役に立った。家族と共有して災害に備えたい」と話した。(緒方李咲)

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