ロシア、国防費半減の交渉用意 トランプ氏提案にプーチン氏

共同通信 2025年2月25日 10:37
 24日、モスクワ郊外でロシア国営テレビの記者の質問に答えるプーチン大統領(ロシア大統領府提供・タス=共同)
 24日、モスクワ郊外でロシア国営テレビの記者の質問に答えるプーチン大統領(ロシア大統領府提供・タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は24日、トランプ米大統領が米中ロの国防費半減を提案したことについて「われわれは合意できる可能性があるし、反対でない。良い考えで、交渉の用意がある」と述べた。中国については、望むなら後から合意に参加することが可能だとした。ロシア国営テレビのインタビューに応じた。

 トランプ氏は今月13日、ウクライナやパレスチナ自治区ガザでの戦闘が一段落したら、国防費半減に関し中ロ首脳と交渉するつもりだと述べた。

 ウクライナのゼレンスキー大統領に対するトランプ氏の厳しい姿勢についてプーチン氏は「(トランプ氏は)ウクライナの国家存続の条件をつくりたいのだ」と推測。米国にもロシアにも和平実現の意向があるものの、ゼレンスキー氏が目標達成に立ちはだかっていることがトランプ氏の言動につながっていると主張した。

 プーチン氏はまた、全てのパートナーを歓迎するとし「欧州諸国の参加を拒否していない」と強調。ロシアはウクライナよりも多い希少鉱物があり、米国と共同開発の用意があるとも表明した。

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