被災文化財守る重要性を訴え 「地域の再生に」、金沢で講演会

共同通信 2025年2月22日 19:53
 災害で危機にひんした歴史資料を守る「文化財レスキュー」活動を紹介する講演会=22日午後、金沢市
 災害で危機にひんした歴史資料を守る「文化財レスキュー」活動を紹介する講演会=22日午後、金沢市

 災害で危機にひんした歴史資料を守る「文化財レスキュー」活動を紹介する講演会が22日、金沢市の石川県立歴史博物館で開かれた。国立文化財機構文化財防災センターの小谷竜介さん(54)が、東日本大震災や能登半島地震での自身の活動を挙げ、文化財保護の重要性を訴えた。

 小谷さんは、被災した文化財の補修ボランティアは多くの人が携わりやすく、歴史や文化に関心を持ってもらうきっかけになると強調。そうした保存、継承の取り組みを通じて「被災地域に人が集まり、再生につながる」とした。

 講演会には約30人が参加。富山県氷見市の学芸員小境遼太さん(39)は「文化財を守る意義を改めて感じた」と語った。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧