被災文化財守る重要性を訴え 「地域の再生に」、金沢で講演会
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災害で危機にひんした歴史資料を守る「文化財レスキュー」活動を紹介する講演会が22日、金沢市の石川県立歴史博物館で開かれた。国立文化財機構文化財防災センターの小谷竜介さん(54)が、東日本大震災や能登半島地震での自身の活動を挙げ、文化財保護の重要性を訴えた。
小谷さんは、被災した文化財の補修ボランティアは多くの人が携わりやすく、歴史や文化に関心を持ってもらうきっかけになると強調。そうした保存、継承の取り組みを通じて「被災地域に人が集まり、再生につながる」とした。
講演会には約30人が参加。富山県氷見市の学芸員小境遼太さん(39)は「文化財を守る意義を改めて感じた」と語った。
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