千葉知事選「2馬力」行為に注目 N党一転撤回に疑念の声も
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千葉県知事選で、他候補の当選を目的に立候補する「2馬力」行為に注目が集まっている。政治団体「NHKから国民を守る党」党首が現職応援の方針を一転して撤回。額面通り受け取れないとの声も上がる。
「今回は行わないが、適法だ」。東京の参院議員会館。同党の立花孝志党首は21日の記者会見で見解を語った。
当初は、再選を期す熊谷俊人知事への2馬力行為を展開すると明言。後に「法の趣旨に反するのはそうだろう」とし、方針を撤回した。選挙期間中のSNS発信を巡り、虚偽投稿対策が必要だとする熊谷氏の主張に「大賛成だ」と強調。「ほめ殺し」(関係者)との見方も浮上した。
熊谷氏は「やめていただきたい。迷惑だ」とけん制し、既に警察や選挙管理委員会に相談済みだとした。
立命館大の富永京子准教授(社会運動論)は、熊谷氏の対応を評価し、「政治が持つ公共性や規範性に立ち返り、投票してほしい」と話す。
政治団体「つばさの党」代表黒川敦彦氏、元国会議員秘書小倉正行氏=共産推薦、元船橋市議門田正則氏も立候補予定。自民、立憲民主など5党は地方組織レベルで熊谷氏を支持する。
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