故宮文化財の修復作業公開 中国、博物院100周年

共同通信 2025年2月21日 19:05
 故宮博物院で外国メディアに公開された収蔵文化財の修復作業=21日、北京(共同)
 故宮博物院で外国メディアに公開された収蔵文化財の修復作業=21日、北京(共同)

 【北京共同】中国政府は21日、北京市の世界遺産、故宮博物院(旧紫禁城)で、書画や象眼作品など収蔵文化財の修復作業の様子を外国メディアに公開した。今年は博物院創設から100周年に当たり、故宮関係者は「できる限りきれいな姿で展示するため、全力を尽くしている」と語った。

 故宮によると、所属の文化財修復師は90人余り。修復師はそれぞれの専門に分かれ、虫に食われた清代の絵画を直したり、解体した時計の部品を磨いたりしていた。時計担当の責任者は「技術は師匠の下で学ぶ。10年修行してやっと一人前だ」と話した。

 故宮は明清時代の皇帝の宮殿で、1925年に博物院となった。

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