不良少年の更生描く作品に拍手 藤原稔三監督、ベルリン映画祭

共同通信 2025年2月20日 09:07
 ベルリン国際映画祭で「ミックスモダン」の上映後、舞台に立つ藤原稔三監督(右)と井戸大輝さん=19日、ベルリン(共同)
 ベルリン国際映画祭で「ミックスモダン」の上映後、舞台に立つ藤原稔三監督(右)と井戸大輝さん=19日、ベルリン(共同)

 【ベルリン共同】ドイツで開催中の第75回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で、不良少年の更生を描いた藤原稔三監督の「ミックスモダン」が19日(日本時間20日)、上映された。藤原監督は冒頭に英語で「夢に見ていた舞台に今、立っています」とあいさつ。上映が終わると、観客から大きな拍手が起きた。

 少年院を退院した18歳の勇人が、身元引受人の夫婦が営むお好み焼き店で働きながら更生を妨げる困難や誘惑と向き合う物語。

 観客らとの質疑応答で藤原監督は、勇人が過去に親から虐待を受けていたことや、子どもを授からない夫婦の苦悩を描いたことに触れ「命の大切さをクローズアップさせたかった」と説明した。

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