備蓄米放出、中高年の不満大 「遅かった」過半数

共同通信 2025年2月16日 21:20
 備蓄米放出の政府対応への評価
 備蓄米放出の政府対応への評価

 共同通信社の世論調査で、政府備蓄米を最大21万トン放出する対応への評価は「遅かった」「どちらかといえば遅かった」との回答が計81・3%に達した。年代別に見たところ、40~50代の中年層と60代以上の高年層で「遅かった」がいずれも半数を超え、不満が大きい実態が鮮明になった。30代以下の若年層は45・5%だった。

 専門家は備蓄米放出が遅れたため、コメ価格の高騰を招いたと指摘する。政府が凶作などではなく、流通円滑化のための放出は初めて。21万トンは異例の規模で、3月半ばから放出を始め、同月下旬から4月上旬にも店頭に並ぶ見通しだ。

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