夫婦別姓制度に懸念相次ぐ 自民保守系議連が勉強会

共同通信 2025年2月19日 20:32
 超党派議連の勉強会であいさつする古屋圭司元国家公安委員長=19日、国会
 超党派議連の勉強会であいさつする古屋圭司元国家公安委員長=19日、国会

 自民党保守系議員らでつくる超党派議員連盟「日本会議国会議員懇談会」が19日、家族制度を考える勉強会を国会内で開いた。選択的夫婦別姓制度を導入すれば、家族の在り方に影響するとして懸念の声が相次いだ。会長の古屋圭司元国家公安委員長は同制度を巡る議論に関し「日本の精神文化を守りつつ、時代のニーズに応えられるところは応えるべきだ」と語った。

 家族法に詳しい長崎大の池谷和子准教授が講演し、夫婦別姓は親子別姓や兄弟姉妹別姓につながり、子どもの発達に影響しかねないと指摘した。出席議員からは、別姓夫婦が子どもの姓を決められない場合に家庭裁判所に委ねる案が出ていることに対し疑問が示された。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧