岡山・西大寺で奇祭「裸祭り」 ふんどし姿で宝木奪い合い

共同通信 2025年2月15日 22:29
 「西大寺会陽」で、投下された宝木を奪い合う男たち=15日夜、岡山市東区の西大寺観音院
 「西大寺会陽」で、投下された宝木を奪い合う男たち=15日夜、岡山市東区の西大寺観音院
 「西大寺会陽」で、本堂に集まり宝木の投下を待つ男たち=15日夜、岡山市東区の西大寺観音院
 「西大寺会陽」で、本堂に集まり宝木の投下を待つ男たち=15日夜、岡山市東区の西大寺観音院
 「西大寺会陽」で、境内に入り声を張り上げる男たち=15日夜、岡山市東区の西大寺観音院
 「西大寺会陽」で、境内に入り声を張り上げる男たち=15日夜、岡山市東区の西大寺観音院
 「西大寺会陽」で、水をかけて身を清める男たち=15日夜、岡山市東区の西大寺観音院
 「西大寺会陽」で、水をかけて身を清める男たち=15日夜、岡山市東区の西大寺観音院

 「裸祭り」として知られ、ふんどし姿の男たちが福男を目指して頭上から投げ入れられた宝木を激しく奪い合う奇祭「西大寺会陽」が15日夜、岡山市東区の西大寺観音院で開かれた。

 小雨が降る中、肩を組んだ男たちが「わっしょい、わっしょい」と声を張り上げ境内へ駆け込んだ。数十人の一団が順番に本堂へ入り、水をかけて身を清めた。

 午後10時、2階の「御福窓」から長さ約20センチの宝木2本が投げ込まれると「うおー」と声が上がり、激しい争奪戦が繰り広げられた。男たちは手を高く伸ばしたりふんどしをつかんだりし、頭上まで砂ぼこりが舞い上がった。

 西大寺会陽は五穀豊穣や無病息災を祈願する祭り。室町時代から続き、今年で516回目。2016年に国の重要無形民俗文化財に指定された。

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