米原子力空母が商船と衝突 異常なし、エジプト沿岸で
【ワシントン共同】米海軍は13日、原子力空母ハリー・トルーマンがエジプト北部ポートサイド沿岸の地中海を12日に航行中、商船と衝突したと発表した。トルーマンの動力源である原子炉に異常はなく、浸水などもなかった。負傷者はいない。海軍は事故原因の調査を始めた。
衝突は現地時間の深夜に発生した。AP通信は商船側にもけが人はいなかったと報じた。
トルーマンは米南部バージニア州ノーフォークの海軍基地が母港。昨年9月に中東地域沿岸から地中海にかけての海域に派遣され、ギリシャに寄港したばかりだった。