ウクライナも終戦交渉参加 米大統領、ロシアG7復帰要求

共同通信 2025年2月14日 06:53
 米ホワイトハウスで、記者団に向かって話すトランプ大統領=13日(AP=共同)
 米ホワイトハウスで、記者団に向かって話すトランプ大統領=13日(AP=共同)

 【ワシントン、キーウ共同】トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスで記者団に、ロシアとウクライナの戦争終結に向けて米ロが進める交渉にウクライナも参加すると表明した。ロシアの先進7カ国(G7)復帰を望むとし「追放は間違いだった」とも述べた。

 ロシアのウクライナ侵攻は今月24日で3年。トランプ氏はロシアへの肩入れが目立ち、米ロ主導でロシア寄りの終戦構想を模索する懸念がある。3カ国が中心となって和平への道筋を付けられるかどうかが焦点となる。

 トランプ氏は、交渉には「ウクライナやロシア以外の人々も関わるだろう」と説明。関与を求める欧州諸国を念頭に置いている可能性がある。

 トランプ氏は安全保障会議が開催されるドイツ・ミュンヘンで14日に米ロの高官が会談し、ウクライナ高官も招待されていると明らかにした。

 ロシアは2014年にウクライナ南部クリミア半島を併合したことで主要国(G8)から排除され、G8は現行のG7となった。トランプ氏は1期目にもロシアの復帰を唱えていた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧