ガザ停戦継続の是非を協議か 人質解放表明でイスラエル
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【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は13日、カッツ国防相やハレビ軍参謀総長らと会合を開いた。同国メディアが報じた。イスラム組織ハマスが同日、拘束する人質3人を15日に解放すると表明したことを受け、パレスチナ自治区ガザでの停戦継続の是非を協議したとみられる。
報道によると、ハマスは14日にも解放する人質3人のリストを公表する見込み。イスラエル側はハマスが予定通り3人を解放すれば停戦合意を継続する意向とされるが、正式に表明していない。
ハマスが10日に人質解放を延期する考えを示したことで停戦継続を危ぶむ声が出ている。イスラエル政府は13日、「15日正午までに3人が解放されなければ停戦は終了する」と改めて警告した。
現在の停戦は1月19日に発効した合意の第1段階で期限は3月1日まで。この期間中に恒久停戦につながる第2段階以降の詳細を詰める。停戦交渉を仲介するエジプトやカタールはイスラエルに対し、第2段階の協議開始を求めているという。
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