ハマス声明、人質解放圧力に反発 米イスラエルが脅迫と主張
![12日、パレスチナ自治区ガザの市場で生活必需品を調達する人々(ゲッティ=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025021301000441.-.-.CI0003.jpg)
【エルサレム共同】イスラム組織ハマスの報道官は12日、パレスチナ自治区ガザで拘束する人質を解放するよう、米国とイスラエルが圧力を強めていることを受け「いかなる脅迫も受け入れられない」と反発する声明を出した。米イスラエルはそれぞれハマスに対し、15日正午までの人質解放を要求し、応じなければガザでの停戦終了と戦闘再開を警告している。
ハマスは声明で、イスラエルが停戦合意を履行していないと改めて主張し、ガザへの支援物資搬入を求めた。ハマスが15日に予定していた人質解放の日程を遅らせる考えを示したことで、停戦継続を巡る双方の駆け引きが緊迫化している。
イスラエルのカッツ国防相は12日の会合で、ハマスが人質解放を中止するなら「停戦合意は破棄され、ガザでの戦争が始まる」とし「新たな戦争は停戦前よりも激しいものになる」と強調した。
エジプトメディアによると、停戦交渉を仲介するエジプトとカタールは停戦破棄回避に向けた外交努力を強化している。
現在は1月19日に発効した停戦合意の第1段階。
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