グラス駐日米大使指名を上院通知 トランプ氏返り咲き貢献の実業家
【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日、第1次政権で駐ポルトガル大使を務めた実業家ジョージ・グラス氏を次期駐日大使に指名し、承認権限を持つ上院に通知した。承認を得て就任すれば、台頭する中国や核・ミサイル開発を進めてロシアとも軍事協力を深める北朝鮮と日米が向き合う上で、同盟強化の取り組みを担う。
トランプ氏はまた、国務省ナンバー3の国務次官(政治担当)に朝鮮半島に詳しく、国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたアリソン・フッカー氏を指名し、上院に通知した。
グラス氏はトランプ氏の返り咲きに貢献した資金調達者の一人、対中強硬姿勢を示していた。