韓国野党代表襲撃の男、刑確定 最高裁、懲役15年
【ソウル共同】韓国最高裁は13日、最大野党「共に民主党」の李在明代表の首を刺したとして殺人未遂と公職選挙法違反の罪に問われた60代の男側の上告を棄却した。懲役15年とした二審判決が確定した。韓国メディアが報じた。
最高裁は、犯行動機や手段、結果など量刑の条件を総合的に考慮した結果、懲役15年とした一審判決を支持した二審判決が「著しく不当だとはいえない」とした。
男は昨年1月、釜山を視察した李氏を襲撃。支持者を装って近づいて殺害を試み、4月の総選挙を妨害したとして起訴された。李氏は頸静脈を傷つけられ約1週間入院した。