ガザの子2千人受け入れ ヨルダン表明、米圧力で
![11日、ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領(右)とヨルダンのアブドラ国王=ワシントン(AP=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025021201001391.-.-.CI0003.jpg)
【ワシントン共同】訪米したヨルダンのアブドラ国王は11日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、パレスチナ自治区ガザから病気の子ども約2千人を受け入れる考えを示した。トランプ氏が10日、ガザ住民の移住先候補としてヨルダンとエジプトを挙げ、拒否すれば両国への支援を「見合わせるかもしれない」とけん制していた。
トランプ氏がガザ「所有」構想を表明した後、アラブ諸国の首脳と会談したのは初めて。ヨルダンとエジプトは軍事、経済両面で米国からの支援に大きく依存している。