「1票の格差」大阪訴訟、合憲 昨年衆院選、最大2・06倍

共同通信 2025年2月12日 15:38
 衆院選の「1票の格差」訴訟の判決で、大阪高裁に向かう升永英俊弁護士(中央)ら=12日午後
 衆院選の「1票の格差」訴訟の判決で、大阪高裁に向かう升永英俊弁護士(中央)ら=12日午後

 昨年10月の衆院選は最大2・06倍の「1票の格差」を是正せずに実施され憲法違反だとして滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の近畿6府県の有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で大阪高裁(田中健治裁判長)は12日、「合憲」と判断し請求を棄却した。

 二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした計16件の訴訟で3件目の判決。これまで広島高裁岡山支部と広島高裁も合憲と判断していた。

 今回の衆院選は、小選挙区定数「10増10減」などを受けた新区割りで初めて実施。最高裁が「合憲」と判断した前回2021年衆院選の2・08倍から格差は縮小した。

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