ガザ住民の移住提案は「一時的」 米長官、トランプ氏発言で説明
【ワシントン共同】ルビオ米国務長官は5日、トランプ大統領が示したパレスチナ自治区ガザ住民の域外移住案について、ガザを再建する間に「一時的」に離れるという意味だと説明した。ガザを所有するとの発言に関しては「米国が再建に責任を持つという意志だ」とし、米国ががれきや不発弾の撤去に従事するとした。訪問先グアテマラでの記者会見で述べた。
トランプ氏は4日、米国がガザを長期的に「所有」すると主張し、住民を安全な場所に恒久的に移住させるべきだと提案した。ガザ住民や国際社会に反発が広がり、米政権は釈明に追われている。米国が仲介するガザ停戦継続に向けた交渉にも影響する可能性がある。
ルビオ氏は、トランプ氏の提案について「非常に寛大だ」と主張。イスラエルとイスラム組織ハマスによる長期間の戦闘で「ガザは甚大な被害を受けた。再建には数十億ドルかかる」とし「住民は戻ることができる。だがしばらくは別の場所に住まなければならない」と指摘した。再建には他国との協力が必要とした。
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