独の移民規制法案、採決不透明に 「極右」が支持、与野党から批判
【ベルリン共同】ドイツ連邦議会(下院)は31日、移民の流入を規制するための法改正案を巡って紛糾した。最大野党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が提出し、「極右」と称される右派政党、ドイツのための選択肢(AfD)の支持を得て可決濃厚とみられたが、与野党から強い批判が噴出。この日採決が予定されたが、不透明になった。
ドイツメディアによると、可決されれば、AfDが法案採決で過半数の賛成獲得に寄与した初めての例となる。ナチス・ドイツの過去から極右勢力との協力は戦後、タブーとされてきたが、AfDは移民排斥の主張で保守層からの支持を拡大している。
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