在留資格ない女児、学校除籍に さいたま市が謝罪、復学へ

共同通信 2025年1月24日 21:02

 さいたま市教育委員会は24日、日本の在留資格を失った同市に住む外国籍の女児(11)を、通学先の市立小から除籍していたと発表した。文部科学省は在留資格がない場合でも、住所を証明できる書類があれば義務教育を受けさせるよう各自治体に通知しており、市は同日、記者会見で「認識不足だった。申し訳ない」と謝罪し、復学させる方針を明らかにした。

 市教委や支援団体によると、女児はトルコ国籍で、2023年6月、市立小に5年生として編入。6年生だった24年、在留資格を失い、住民票がなくなった。市教委は在留の意思を確認するための申請書を求めたが、提出されなかったことを理由に、同9月6日付で除籍とした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧