【詳報】熊本市電の延伸延期も 大西市長がスケジュール見直し表明 相次ぐ運行トラブルで安全優先
熊本市の大西一史市長は24日の定例記者会見で、2031年度の全線開通を目指している市電の延伸計画について「延期を含めてスケジュールを見直す」と表明した。相次ぐ運行トラブルを受け、安全対策を優先して取り組む必要があると判断した。
延伸区間は、東区の健軍町電停から市民病院までの「東町線」(仮称)の約1・6キロ。市は公共交通機関の利便性向上や、熊本都市圏の渋滞対策の重要事業と位置付けており、26年度に着工、31年度に全線での運行開始を計画していた。
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