トランプ氏、金正恩氏と再接触も 2期目で初言及「賢い人」

共同通信 2025年1月24日 16:43
 トランプ米大統領(左、ゲッティ=共同)、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(タス=共同)
 トランプ米大統領(左、ゲッティ=共同)、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(タス=共同)

 【ワシントン、北京共同】トランプ米大統領は23日放送のFOXニュースのインタビューで、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と接触を図るつもりだと語った。金氏を「賢い人」と呼び、秋波を送った。再接触への言及は2期目就任後初めて。金氏は米国に「最も強硬な対応戦略」を取るとしているが、対話は選択肢だと述べたこともあり、出方を見極める構えだ。

 トランプ氏は1期目に金氏と3度対面会談した。金氏から「ラブレター」も受け取ったとして親密な関係を誇示したが、首脳会談は決裂し非核化に向けた成果は出せなかった。

 金氏は会談決裂後、米国への不信感を強めてきた。ただトランプ政権が北朝鮮への敵視政策をやめ、核保有国と認める場合、対話に応じる余地を残している。

 トランプ氏はインタビューで、17年の1期目就任時に前任のオバマ大統領から米国にとって最大の脅威は北朝鮮だと引き継ぎを受けたと振り返り、もう一度金氏と接触を図るかとの質問に「そうするだろう」と答えた。接触の時期や方法には触れていない。インタビューは今月22日に収録した。

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