対中政策で米国第一追求を伝達 ルビオ氏、威圧に懸念表明

共同通信 2025年1月25日 06:57
 ルビオ米国務長官=21日、ワシントン(ロイター=共同)
 ルビオ米国務長官=21日、ワシントン(ロイター=共同)
 中国(上)と米国の国旗=中国・上海、2019年7月(ロイター=共同)
 中国(上)と米国の国旗=中国・上海、2019年7月(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米国のルビオ国務長官は24日、中国の王毅外相と電話会談し、対中政策を進める上でトランプ政権が米国や米国民の利益を第一に追求すると伝達した。台湾や南シナ海を巡る中国の威圧的行動に深刻な懸念を表明した。王氏は「対話維持による協力拡大」を訴えた。台湾に関し慎重な対応を求め、けん制した。両政府が発表した。

 第2次トランプ政権発足後、米中外相の意思疎通は初めて。トランプ氏は対中関税を引き上げる考えを示している。王氏は電話会談で「立場の違いを管理し、米中関係の持続可能な発展を促進するべきだ」と述べた。「台湾は中国の領土の一部だ。台湾を分裂させることは決して容認しない」とも話した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧