国の「債務超過」額695兆円 17年ぶり減、円安で資産増
財務省が政府全体の財政状況をまとめた「国の財務書類」の最新版が22日判明した。負債が資産を上回る「債務超過」の額が2023年度末で695兆7千億円となり、17年ぶりに前年度末時点と比べて減少した。外国為替市場が円安ドル高傾向だったことなどを受けて資産が膨らんだ。
財務省は国の財政状況を分かりやすく国民に示すため、企業会計の手法を参考にして、一般会計と特別会計を合算した財務書類を03年度分から毎年度作成している。
債務超過は全ての資産を売っても借金を返せない状態を意味する。超過額は減ったものの、巨額の債務を抱える深刻な財務状況が続く。
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