大分の推薦入試で特定生徒優遇 県立高、部活動強化で加点
大分県内の県立高校が実施した推薦入試で、部活動を強化するため特定の中学生に得点を上乗せし、合格に有利な扱いをしていたことが22日、県教育委員会への取材で分かった。得点の上乗せは入試の実施要項に記されていなかった。文部科学省は「不適切な運用」として、2024年1月に改善を求めた。
県教委によると、実施要項では、推薦入試の選抜方法に関し「調査書、推薦書、面接、小論文の結果を資料として行う」と記載されていた。この高校では事前に、部活動で優秀な成績を収めるなどした有力な中学生を洗い出して入学の意向を確認した上で、試験の際に加点していた。
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