検審、事務担当の不起訴「不当」 山谷参院議員側の裏金事件
自民党派閥裏金事件で、東京第4検察審査会は20日、山谷えり子参院議員(比例)が代表の政治団体の事務担当者について、告発された政治資金規正法違反容疑を検察が起訴猶予としたのは「不当」とする議決を公表した。2024年12月18日付。東京地検が再捜査する。
検審は、旧安倍派側から受領し、政治資金収支報告書に適切に記載されなかった裏金計1919万円は「高額で看過できない」と指摘。事務担当者が不記載を長期間続け、山谷氏にもあえて報告しないなど、政治資金に対する国民の監視を免れたとして、刑事責任を負うべきだとした。
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