福岡高裁は3月7日判決 衆院選「1票の格差」訴訟
「1票の格差」を是正せず、人口比例に基づかない区割りで実施した昨年10月の衆院選は憲法違反だとして、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分各県の有権者が選挙の無効を求めた訴訟の第1回口頭弁論が20日、福岡高裁(新谷晋司裁判長)で開かれ、即日結審した。判決は3月7日。
弁護士グループが全国の14高裁・支部に一斉に起こした訴訟の一つ。
原告側によると、投開票日だった昨年10月27日時点で、議員1人当たりの有権者数は最小の鳥取1区と比べ、福岡2区が2・05倍だった。閉廷後に記者会見した代理人の平井孝典弁護士は「2倍を超えている以上、違憲という判断以外は正当性がない」と訴えた。
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