米、新大型ロケットが初飛行 アマゾン、ベゾス氏の宇宙企業
【ワシントン共同】アマゾン・コム創業者ジェフ・ベゾス氏の米宇宙企業ブルーオリジンは16日未明、新たな大型ロケット「ニューグレン」をフロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から初めて打ち上げた。目標の周回軌道入りに成功した。1段目は再利用のため海上に待機した船に着地させることを狙ったが、途中で通信が途絶えた。
ロケットは全長98メートルで、大量の荷物を積めるのが売りだ。1段目は25回以上使用し、廃棄物とコストの削減を目指す。「ファルコン9」で再利用を可能にしたイーロン・マスク氏のスペースXを追い上げ、人工衛星の打ち上げ市場で存在感を示したい考えだ。
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