女川3号機周辺で地質調査 東北電審査申請27年以降か
東北電力は16日、再稼働を目指す女川原発3号機(宮城県女川町、石巻市)の周辺で、20日にも地質調査を始めると発表した。約2年を要するため、原子力規制委員会への審査申請は2027年以降となる見通しだ。昨年10月に東日本大震災の被災地で初めて再稼働した2号機に続き、準備を本格化させる。
同社は過去の調査から、女川原発の敷地内断層が前期白亜紀(約1億年前)に形成され、活動性はないと評価済み。今回は、3号機原子炉建屋直下と近傍の断層計6本が地震や他の断層活動でずれないことをボーリングなどで確認する。
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