高校の上級生1人に和解金決定 剣道部2年の自殺訴訟で福岡地裁

共同通信 2025年1月16日 17:11
 記者会見する侑大さんの母親=16日午後、福岡市
 記者会見する侑大さんの母親=16日午後、福岡市

 東海大付属福岡高(福岡県宗像市)の剣道部2年男子生徒=当時(17)=が2021年に自殺し、母親が上級生だった4人に損害賠償を求めた訴訟で、福岡地裁(加藤聡裁判長)が16日までに、被告のうち1人に和解金の支払い義務を盛り込んだ決定を出し、確定した。原告側が明らかにした。2人とは既に和解が成立しており、係争中なのは1人だけとなった。

 代理人弁護士によると、決定は民事調停法17条に基づき昨年12月16日付。双方から異議申し立てがなく今月7日に確定した。和解金額は非公表。

 母親は「一つ前進した」と決定を評価。被告は異議申し立てをしておらず「自らの罪を認めたと理解している」と話した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧