福井再審、検察は有罪主張を維持 中3殺害事件、第2回3者協議
1986年の福井中3殺害事件で服役した前川彰司さん(59)の再審公判に向け、裁判所、検察、弁護団による第2回3者協議が16日、名古屋高裁金沢支部(山田耕司裁判長)で開かれた。弁護団によると、検察は公判で有罪主張を維持する方針を示す一方、新たな証拠は提出しないとした。再審公判は3月に開かれ、即日結審の見通し。再審請求審までの証拠で審理され、判決は無罪となる公算が大きい。
協議後、記者会見した吉村悟弁護団長は検察の方針について「非常に矛盾する態度だ」と批判した。
前川さんは事件の翌年逮捕され、懲役7年の有罪が確定。第2次再審請求で高裁金沢支部が昨年10月、再審開始決定を出した。
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