1歳園児死亡、元保育士に無罪 横浜地裁の裁判員裁判

共同通信 2025年1月16日 16:01

 神奈川県平塚市の保育園で保育士だった2017年、預かっていた女児=当時(1)=を暴行して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた同県伊勢原市の嘉悦彩子被告(49)の裁判員裁判で、横浜地裁(奥山豪裁判長)は16日、無罪の判決(求刑懲役10年)を言い渡した。

 被告は昨年11月の初公判で「寝かしつけていたが、けがはさせてはいない」と無罪を主張していた。

 被告は17年4月27日、保育園で柳田彩花ちゃんの後頭部を硬いものに複数回たたきつけて頭の骨を折るなどし、外傷性くも膜下出血で死亡させたとして、21年に逮捕、起訴された。

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