「知人女性抱きつき」に無罪 人権擁護団体元共同代表
東京都内のホテルで知人女性に背後から抱きついたとして、暴行罪に問われた看護師浅沼智喜被告(35)の判決公判で、青森地裁は16日、無罪(求刑罰金20万円)を言い渡した。被告は浅沼智也と名乗り、トランスジェンダーの権利向上を訴える団体の共同代表を務めていた。
判決理由で小沢光裁判官は、検察側が証拠とした被害者と被告のメッセージのやりとりについて「抱きついたと推認させる力はかなり限定的だ」と指摘。「被害者は抱きつかれた後に『同じベッドで互い違いになって寝た』と証言したが、被害を受けた者の行動として想定しがたい」とし、「証言はにわかには信用しがたく、合理的疑いが残る」と結論付けた。
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